20代のあなた、転職をしようと今考えていますか?
もしまさに転職活動を始めようと思っている方は読み進めてください。
転職が世間で一般的になり、テレビCMでも大々的に「ビズリーチ」や「DODA」が流れていますね。
少し前では転職をするなんて考えられないことでした。
新卒で就職した会社に定年まで勤め上げることが美学であり常識でした。
途中で辞めるなんて根性がない人間だなんて言われたりもしました。
ですが転職をすることは今では当たり前になってきています。
じゃあ転職しよう!と思ってもどうやってやれば良いのか初めての人はわからないですよね。
本記事では20代で転職初めて、未経験の業界に転職したいと思っている方に向けて解説します。
最後まで読めば、転職が初めてでも安心して転職活動を行えるようになり、転職活動のコツまで身につけることができます。
現在の転職市場の状況
まずは以下の円グラフをご覧ください。
この円グラフはリクナビNEXTが全国の20代~50代の働く男女209人(男性:120人、女性:89人)に質問しまとめたアンケート結果です。
6割以上の人が転職を経験した、転職活動を行っています。
50年くらい昔に同じアンケートをとっていたら、このようなグラフにはなっていません。
あなたの今の会社の50代60代の人の経歴は、ほとんどが新卒からずっと働き続けている人だらけだと思います。
僕自身も言われたことがあるのですが、転職活動を行い退職すると告げたところ、
「根性が足りない」
「途中で仕事を辞めるなんて」
と言われました。
やはり年代が上の人には受け入れがたいことでしょう。
しかし現代では転職をする人は珍しくありません。
周りにも意外といたりするので、転職をすることに怖がる必要はないのです。
20代なら転職は簡単な理由
転職は特に20代が有利です。
なぜだと思いますか?
答えは「若いから」です。
企業が新卒を採用する理由も同じです。
若いので、これからどんどん教育していって会社に貢献してほしいから若い新卒を採用しているのです。
転職でも若い方が定年までの期間が長いので、若いほど有利になるわけです。
有利であるが故に転職は簡単です。
特に第二新卒と呼ばれる、新卒から3年以内の人だとより転職がしやすくなります。
転職サイトの求人を見てみても第二新卒歓迎と記載している企業が多くあります。
25歳以内だと次の職場を見つけるのは非常に簡単なのです。
また、未経験の業界・職種にも応募することが余裕で可能です。
可能な理由は上記と全く同じです。
基本的にポテンシャル採用となるため、未経験でも転職は可能になります。
転職サイトで求人を検索する際に未経験応募可という欄が出てきます。
チェックして検索してみると、意外と多くの企業が表示されます。
特に今は少子高齢化で若者が減ってきているので、未経験でも若者を確保しておきたいという企業の願いの現れです。
怖がらずに積極的に応募してみましょう。
転職活動のやり方
では、実際に転職活動はどうやっていくのか解説していきます。
方法は非常にシンプルで、「新卒と同じ手順を踏む」です。
自己分析して、業界研究・企業研究をして、実際に転職サイトで応募する。
この流れは変わりません。
最近まで行っていたはずなので、それを転職バージョンで行っていきましょう。
こう考えると、転職活動は思っているほど難しくありませんよね。
もちろん新卒と全く同じでは内容が異なるため通用しないので、転職活動ではどういう自己分析をやるのか、業界研究・企業研究も見るべきポイントも変わりますし、面接で聞かれることも変わるので注意してください。
ただしここでも、20代(しかも前半であれば尚)であればそこまで変わりません。
理由は先ほどと同じで若いからです。
新卒と転職で大きく変わるのは、「ポテンシャル採用か即戦略採用か」になります。
新卒や第二新卒に求められるのはやる気とポテンシャルです。
これから長く働いてくれ、教育すれば会社に貢献してくれる人材を採用したいからです。
20代で転職活動が有利なのはこの点があるからです。
30代以上になると即戦力採用に切り替わり、採用してすぐに今までの経験と実力をするに発揮してくれ、会社にすぐ貢献してくれる人材を求めます。
即戦力となると高いレベルのスキルが求められるので、転職するなら若い方が良いのです。
なので、20代のあなたは新卒時代と同様に転職活動を進めていきましょう。
登録するべきもの
転職活動のやり方が新卒と変わらないといっても、必ず変わるものがあります。
それが「転職サイト」であり登録しておくべきものです。
登録しておきたいオススメの転職サイトは
上記の4サイトです。
どれも案件数が豊富で転職活動に有利な情報がサイトにあるので、絶対に登録しておきましょう。
そして全て無料で利用することができます。
特にマイナビジョブ20’sは、20代の転職にのみ特化したサイトなため、非常に転職者に寄り添った転職サイトなのでオススメです。
これらに付随して登録しておくべきなのが「転職エージェント」です。
初めての転職活動の方は特に登録しておくべきですが、2度目3度目の方ももちろん登録しておいてほしいです。
転職エージェントとは、転職者のサポートをしてくれるありがたい人たちです。
履歴書や職務経歴書の添削もしてくれたり、希望の条件や業界を聞いてオススメの企業を紹介してくれたりします。
転職エージェントは下記の記事で詳しく解説しているので、是非読んでください。
ちなみに僕が過去実際に利用したのはDODAの転職エージェントです。
基本的に転職サイトと転職エージェントに登録しておけば、転職活動をスムーズに行うことができます。
これら全て無料で利用できるなんて、まさに世の中が転職市場を後押ししていると言えますね。
転職活動では職務経歴書が必要になる
転職活動では企業に出す書類は履歴書だけではありません。
「職務経歴書」というものを同時に出す必要があります。
就職活動ではなかった書類なのでどういった書類なのかわからないと思います。
要するに今までどんな仕事をしてきたのかや、仕事内容を詳細に書いた書類のことを言います。
履歴書の欄だけでは学歴や職歴しか書くことができないので、別紙で詳しく説明するという履歴書を補完するものと考えてください。
例を挙げると、下記のような書類です。
書式は自由でどんなものを参考にしても問題ありません。
上記のように様々な転職サイトで無料でダウンロードすることができるので、登録した転職サイトからダウンロードして作りましょう。
書き方のポイントとしては、
- レイアウトが見やすいか
- 数字を使って説明しているか
- 応募する企業へのアピールポイントが盛り込まれているか
- 誤字・脱字はないか
書類選考を行う企業の人に会ってみたいと思わせられるかが変わってきます。
特にアピールポイントについては注意しましょう。
どれだけ凄い経歴を持っていても、書き方によっては応募する企業には必要がない場合もあります。
職務経歴書を作る際には必ず企業の募集要項を見ながら書くようにしてください。
ただし過剰に自己アピールしすぎるのもマイナスポイントです。
長くても自己アピールは5行以内くらいに収めておきましょう。
それ以上あって収まらない場合は、次の面接の時に伝えるようにするとよりアピール性が増します。
面接時のポイント
書類選考を通過したら、次は面接です。
企業によっては1回だけ面接をする場合や2回3回と複数行う場合があります。
転職活動と就職活動の面接の一番大きな違いは、「転職理由を聞かれる」ことです。
まず間違いなくどの企業でも聞かれるポイント。
- 転職理由は何ですか?
- どうして転職理由しようと思ったのですか?
- 転職を決めた経緯は?
など様々な質問がありますが、全て転職理由を聞いています。
そして質問の答えには、「後ろめたい、ネガティブな理由で答えない」でください。
面接のコツはこのポイントに尽きます。
よくありがちな失敗例として、
- 人間関係が嫌だった
- 給料が安く上がる見込みがなかった
- 何もスキルが身につかなかった
上記のような転職理由を挙げてしまうことです。
このような答えが返ってきた場合、面接官も良い気持ちになりませんよね。
嫌なことから逃げ出したのかな?採用したらまた嫌なことがあったら転職してしまうのかな?とマイナスイメージを持たれてしまいます。
転職理由は自分の将来に対してポジティブな理由にしましょう。
応募する企業の職種に就いた時、どういったスキルを身につけて活躍していきたいのかを軸に転職理由を作ることをオススメします。
基本的にポジティブな印象を与えることによって面接の通過数が上がります。
動くなら今すぐだ
今回は20代の転職活動のポイントをお伝えしました。
転職活動が活発になった今では、転職サイトがテレビCMでも流されるほどに。
転職が初めての20代でも安心して転職活動を行うことができるようになりました。
とはいえ、ずるずると年を取ると応募できていたのに年齢制限で応募できなかった、なんてこともあります。
企業によっては30歳以下などの年齢制限をしているところもあります。
20代の今のうちに挑戦したい業界・職種に転職しましょう。
これから何十年も働くので、自分がしたい仕事をするのが一番です。
動くなら今すぐに転職活動を始めましょう!
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