僕は会社員として昼間は働き、夜は趣味のゲームを配信しています。
配信しているゲームはバトルロワイアルのゲームです。
eスポーツの競技タイトルにもなっているゲームになります。
近年eスポーツが盛んになってきており、配信活動を行う人もかなり増えています。
ゲームを本業にすることはできるのでしょうか。
ゲームを本業にするのはかなり難しい
いきなり結論になりますが、かなり難しいです。
理由は下記の通り。
- 今からでは後発組になり、有名になるのが難しい
- 相当な腕前かトーク力が必要
- プロになるのは限られた人
それぞれ解説します。
今からでは後発組になり、有名になるのが難しい
現在のゲーム実況界隈は飽和状態です。
YouTubeのアルゴリズム的に新規参入したチャンネルはなかなか表示されません。
どうしてもおすすめ欄には既にチャンネル登録者が多数いるチャンネルが表示されます。
そのためどれだけ面白い動画内容でも再生回数が一桁二桁で止まってしまいます。
ここが新人実況者が挫折してしまうポイントです。
何か月何年経ってもなかなか増えず、諦めてしまう実況者がほとんどです。
相当な腕前かトーク力が必要
動画を見てもらうためには、他人と違う差別化を図らなければなりません。
誰でもできるような企画の動画をアップしたところで、同じような企画をしている大手実況者しか見られません。
特にチャンネル登録者が少ない初期では、他人と違う点を見せていかないと伸びてくれません。
目立つ企画が考えられない場合、映えるシーンやトーク力で他人と区別していきましょう。
やはりプロの動画を見ていると、驚くようなプレーやすごい!と思えるプレーがあります。
映えるシーンがあればファンもついてチャンネル登録もしてくれるでしょう。
また、面白いトークが出来れば、次も面白いトークを期待して動画を見てくれます。
どちらも他人との区別化ができるので、どちらかを目指しましょう。
プロになるのは限られた人
冒頭でもあったように、近年はeスポーツが盛んになってきているので、プロになる人も増えています。
しかし生半可な腕前ではプロになることは出来ません。
過去に実績を出している人がプロチームから声がかかったり、トライアウトで合格します。
晴れてプロになれるのはごく一部です。
また、プロになった後結果を出し続けなければ契約も延長してくれません。
プロゲーマーはほとんど配信しているので、新規参入するならプロになってからでも悪くはないでしょう。
プロになるのも相当ハードルが高いので、まず実績を残すことから。
YouTubeで収益化が一番ハードルが高い
配信プラットフォームは現在多くの数がありますが、YouTubeが一番ハードルが高いです。
- 収益化までのハードルが高い
- 新規参入は表示されにくい
- 投げ銭は収益化してからできる
上記のような理由があります。
ただこのハードルを超え、チャンネル登録者数が何万人にもなれば、収入は青天井です。
この規模にまでなれれば、本業としていくことも十分可能です。
ただ、収益化するためには、
- チャンネル登録者数1,000人以上
- 総再生回数が直近12か月で4,000時間以上
- 18歳以上
- 広告掲載に適した、ポリシー違反のないコンテンツである
上記のハードルを越える必要があります。
始めてすぐに達成できるものではないので、挫折する人が多いのです。
まずはライブ配信がおすすめ
素人がいきなりYouTubeに動画をアップしても、なかなか収益化までの道のりが険しいです。
なので、まずはライブ配信することをおすすめします。
その理由として、
- YouTubeに比べて見てくれる人が多い
- 誰でも最初から投げ銭ができる
- YouTubeへ誘導しやすい
- アーカイブを保存・編集してYouTubeにアップできる
- コメントが即時表示されるので視聴者とコミュニケーションがとりやすい
一つずつ解説します。
1.YouTubeに比べて見てくれる人が多い
YouTubeを始めてすぐの時は、ほとんど誰の目にもとまりません。
再生回数が一桁が続くのは当たり前。
しかしライブ配信なら、YouTubeのように再生回数が多いものが必ずトップに表示されるというわけではありません。
むしろ、新人配信者の配信をトップに表示してくれる配信アプリもあります。
再生回数が一桁で終わるようなことは滅多にありません。
モチベーションを維持しやすいです。
2.誰でも最初から投げ銭ができる
ライブ配信アプリでは、投げ銭を受け取るための条件はありません。
極端に言えば、最初の配信の最初の視聴者が入ってすぐ投げ銭することが出来ます。
YouTubeでは「スーパーチャット」という投げ銭があります。
これは収益化しているチャンネルが設定でき、これも収益として収入になりますが、広告同様収益化してからになるのでハードルがあります。
一方ライブ配信アプリでは誰でも受け取ることが出来るので、誰でも収益化することが可能です。
呼び方はアプリによって異なりますが、基本的には同じです。
3.YouTubeへ誘導しやすい
動画配信で最も稼げるのはやはり「YouTube」です。
収益化までのハードルが高いですが、伸ばすことができれば収入は青天井です。
しかし知名度がない人はいきなりYouTubeを始めても収益化するまで時間がかかってしまいます。
そこでライブ配信を行い、よく見に来てくれる人にYouTubeのチャンネル登録もお願いしてみましょう。
あなたのファンになってくれている人なら、快く応じてくれます。
まずライブ配信でファンを獲得すると効率が良いです。
4.アーカイブを保存・編集してYouTubeにアップできる
ライブ配信で良かったシーン・試合を保存すれば、編集が可能です。
アプリや配信方法によっては画質も音質も高いものがあるので、編集してアップしても問題なく視聴できます。
また、編集するために素材を収録する時間をライブ配信できるので、わけて収録するより時間を有効に使えます。
ただ、アプリを介さず収録する場合と比べて画質はどうしても落ちてしまうので、画質にこだわりたい人にはお勧めできません。
5.コメントが即時表示されるので視聴者とコミュニケーションがとりやすい
ライブ中にコメントがあった場合、配信に即反映されます。
そのため配信者と視聴者がリアルタイムでコミュニケーションを取ることが出来ます。
動画投稿の場合視聴者とのコミュニケーションはコメント欄でのやりとりのみで、リアルタイムではありません。
このメリットは非常に大きいです。ライブ配信の一番のメリットとも言えるでしょう。
このメリットのおかげで配信者と視聴者との距離が近くなり、ファンにもなりやすいのです。
その中で配信中に荒らしやアンチが入ってきた場合も即コメントが配信に流れてしまうので要注意です。
すぐに配信から蹴ってブロックしないと、配信の雰囲気が悪くなり他の視聴者も離れてしまいます。
ゲーム実況には2種類のタイプがある
では、どんなゲーム実況をすればよいのでしょう。
ゲーム実況は大きく分けて2種類あります。
- 一つのゲーム・一つのジャンルに絞った特化型チャンネル
- ジャンルを絞らないチャンネル
まずチャンネルを伸ばすなら特化型でいくべきです。
大手実況者は何年も前からゲーム実況を行っており、チャンネル登録者数が多いためどんなゲームをしても一定以上の視聴数があります。
しかし新規参入者はそもそも再生回数が少ないので、ぜっかく見てもらったゲームと全く違うゲームをしても見てもらえるとは限りません。
シューティングゲームの次の動画がパズル系の動画になっていたら、まだファンでもない人をファンにすることは難しいです。
最初はシューティングゲームに興味を持って見てもらったので、そのゲーム・そのジャンルを続けていくことでファンになってくれるのです。
まず地道にチャンネル登録者を増やすために、特化型で一人ずつファンになってもらえるようなチャンネルを作るべきです。
違うジャンルのゲームに手を出すのはその後です。
ゲーム実況は楽しんでやるもの
本来ゲームは趣味嗜好のものです。
楽しむことが前提にあるので、実況も楽しく行いましょう。
雰囲気の悪い配信では視聴者も楽しくないので離脱してしまいます。
貴重な時間を自分の配信にもらっているので、視聴者に感謝も気持ちを持ちつつ楽しませる意識も必要です。
実況するゲームは恐らくあなたが好きなゲームでしょう。
同じゲームが好きな視聴者と楽しくゲームできれば、自ずとファンもできます。
競合は多いですが、未来が全くないわけではありません。
是非ライブ配信アプリを活用してみましょう!
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