Webマーケティングに欠かせないWebマーケター。
Web系の仕事をしてみたい、Webマーケターになりたいと思っている人が増えています。
僕自身もWebマーケターになるべく転職活動をしています。
しかし未経験でもWebマーケターになれるの?という疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。
実際僕も転職活動を始める前は「未経験なんてどこも採用してくれないよ」と思っていました。
調べてみると、未経験でもWebマーケターになれることがわかりました!
僕と同じように未経験からWebマーケターを目指している人に向けて共有していくので、是非最後まで読み進めてください。
Webマーケターって?
そもそもマーケティングとは何か理解していますか?
「商品の流通を円滑に行い、顧客が求める商品を売ること」です。
このマーケティングをWeb上で行うのがWebマーケティングであり、仕事としている人をWebマーケターと呼んでいます。
顧客が求めている商品やサービスを作り、集客を行って売り上げることがWebマーケターに求められます。
とはいえ、商品やサービスを作り出すのではなく、その後の工程の集客・売上を担います。
企業の代わりに行うと言えばわかりやすいかと思います。
具体的な仕事内容
Webマーケターの仕事内容は大きく
- 集客
- データ分析・効果改善
- リピーターの獲得
3つに分類することができます。
一つずつわかりやすく解説していきます。
集客
良い商品やサービスがあっても、それを購入する顧客がいないと売り上げは1円も発生しませんよね。
この集客の仕事が一番ハードでありやりがいがあるのです。
サイトやブログを活用したり、Web広告を活用したり、SNSを活用したり、、、
手法は決まっておらず、とにかく結果を出すことが求められます。
戦略や手法を練りに練っても効果がすぐに出るというわけではないため、日々試行錯誤する必要があります。
手法の中でも特に極めていきたい項目が以下の3つです。
Webマーケターにとって避けては通れないので、日々知識を吸収していきましょう。
SEO
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化と言われるものです。
主に検索エンジン(GoogleやYahooなど)の検索結果から集客を図る時に必要なものです。
どういうものかというと、特定のキーワードで検索結果の上位に表示させて集客する施策のことを言います。
検索結果の上位に表示させることができれば、より多くのユーザーが視聴する可能性が高まるため、非常に重要な項目です。
キーワードも適当に選ぶのではなく、検索をする人が多いキーワードで上位に表示させることが必要になります。
広告
Web広告を駆使することも集客のツールとして役立ちます。
近年はインターネットが普及し、新型コロナウイルスの影響によってインターネットに触れることが多くなっており、Web広告市場はもはやテレビCM市場を超しています。
広告も様々な種類があり、上記のSEOの代わりとなるものや、動画を使った広告、SNSに表示させる広告まであります。
非常に身近な存在になった分、より深く理解して適切な広告の種類を決定することもWebマーケターの重要な仕事の一つです。
下記の記事でWeb広告をまとめてあるので、興味のある方は是非読んでみてください。
SNS
かつてSNSは単なる連絡ツールや知り合いと繋がるためのものでしたが、今ではビジネスにおいても重要な役割を果たしています。
SNSでバズった(短期間で急速に広まること)企業は認知度が高くなり、売上を大きくあげることもできます。
もちろんプラスのイメージでバズれば良いのですが、中にはマイナスのイメージでバズって炎上してしまう(多くの批判・誹謗中傷のコメントがついてしまう)企業もあります。
いかに企業のブランドイメージを損なわず、認知度をあげることができるかもWebマーケターの技量にかかっています。
データ分析・効果改善
Google AnalyticsやGoogle Search Consoleなどのデータ分析ツールを用いて、視聴数やクリック率、購買率といったデータを分析します。
その結果から、どこをどう修正すればより良い結果につながるのか分析し、改善していくこともWebマーケターの大きな仕事内容になります。
ただ単に広告を出していけば成果があがるわけではありません。
最小限の費用で最大の結果を得ることが求められます。
闇雲に広告を打ち出しても、費用ばかりかかってしまい満足する効果を得られないこともあります。
なぜ効果が出なかったのか、ターゲット層にアプローチできているのか、ターゲット層は合っているのか。
様々な仮設をたて、PDCAサイクルを回して検証していくことで最善の結果に近づいていくのです。
リピーターの獲得
新規顧客とリピーターとでは、購買に至る可能性が全く違います。
新規顧客の場合、まず商品やサービスに興味を持ってもらうことから始まります。
この商品やサービスには自分の悩みを解決してくれるものなのか?売っている会社は信頼できるのか?お金を出す価値はあるのか?
常に疑惑の目を向けられていて、試されていると思った方がよいでしょう。
一方リピーターの場合、一度購入までしてくれているので、その段階は以前にクリアしています。
そのため、次の商品やサービスを提案しても、よっぽど必要でない場合を除いて購入してくれる可能性が非常に高いです。
そのためリピーターを獲得することは、企業の売上に大きな影響を与えるのです。
適切な時期にメールマガジンやSNSなどで告知をしていくことも仕事内容の一つです。
持っておきたい必須スキル
Webマーケターになるためには、多くの必須スキルがあります。
ただし、全員が全てのスキルを持っているわけではありません。
どれか一つでも持っていれば、Webマーケターとして活躍することは十分可能です。
もしどれも持っていなくても安心してください。
入社後に取得していけば良いだけの話です。
未経験でもポテンシャル採用を行っている企業はたくさんあります。
意欲的にスキルを一つずつ身につけていけば、立派なWebマーケターになれます。
Webサイト構築
プログラミングを用いてWebサイトを制作・修正するスキルです。
HTML・CSS・Ruby・Javaなどのプログラミング言語を習得していきましょう。(厳密に言うとHTML・CSSはプログラミング言語ではありません)
Webサイト・Webページはプログラミング言語によって構成されており、何か変更する場合はプログラミング言語を駆使する必要があります。
プログラミング言語については下記の記事で詳しく解説しているので、興味のある方は読んでみてください。
企画力
Webマーケターは様々な手法を考える必要がありますが、それを顧客に納得してもらえるように伝えなければなりません。
データ分析を基に、どんな施策が効果が出そうなのか企画する機会は非常に多いです。
今までにないような企画を考えるのも仕事の内であり、より顧客の売上が上がるために試行錯誤する日々になります。
SEO最適化
企業のサイトをSEOの観点からマーケティングすることも重要です。
検索結果の上位に表示されるとどういうことが起きるかというと、集客が行いやすくなるのです。
検索結果の1位と10位では、クリック率が50%と10%と大きな差が生まれます。
また、11位以降の2ページ目になると10%をきってしまいます。
企業のサイトに多くのユーザーが集まることで、商品やサービスが売れやすくなります。
SEOの高いスキルを持っていると、現代では希少価値の高いマーケターと言えるでしょう。
Webライティング
ライティングスキルも非常に有用なスキルの一つです。
これだけ世の中にサイトが溢れていますが、売れるライティングスキルを持った人は少ないです。
キャッチコピーだったり文章力だったり様々なライティング方法がありますので、まずはライティング技術を磨いてみましょう。
広告運用
Web広告を駆使することができれば、より多くの見込み客にアプローチができ売上を大きくあげることができます。
今やテレビCMの市場よりもWeb広告の市場の方が大きくなっています。
あなたもインターネットに触れているとき広告を目にしたことがあると思います。
あれらはWebマーケターによる広告運用によって出されています。
適切な顧客に適切な広告を適切な手法で広告を出すことができるマーケターは価値が高くなります。
SNS
たかがSNSだと思っていませんか?
たかがSNS、されどSNS。
企業も個人もSNSをビジネス運用している時代です。
SNSを駆使することにより、顧客や見込み客と密接につながることができるので、企業のファンを作り出すことができます。
各SNSによって特徴が違うので、まずは個人で運用してみることをお勧めします。
多くのフォロワーを獲得できれば、それだけで価値のあるアカウントになります。
企業のSNSも代わりに運用する仕事もあるので、SNSを極めて損はありません。
解析ツール
解析ツールの代表として、先程も名前が挙がった「Google Analytics」や「Google Search Console」があります。
Googleは他にもツールを出しています。
Webマーケターはこのような解析ツールを使いこなさなければなりません。
逆に言えば、解析ツールを使えないWebマーケターはいない程重要なのです。
SEOもSNSも広告も、解析ツールから導き出されたデータを基に改善していきます。
解析ツールはこの記事を読み終わった段階ですぐに学習に取り組んでください。
コミュニケーション能力
Webマーケターに限らず、社会人としてコミュニケーション能力は必須スキルです。
どんな仕事でも人と関わるので、話せないことが有利に働くことはありません。
特にWebマーケターは顧客とのコミュニケーションが活発に行われます。
これから仕事をして生きていく上で必ず必要です。
主な勉強法
上記で取得しておきたいスキルを紹介しました。
次に気になるのは、学習方法ではないですか?
- 独学
- スクール
- 就職・転職
この3つの方法で学習することができます。
独学
自分一人で学習する方法です。
学びたいことを自分のペースで学ぶことができます。
現代ではほしい情報がすぐ手に入る時代ですので、割とこの学習方法を取る人も多いです。
僕自身本ブログで発信していることも全て独学で学んでいます。
情報収集は以下の3通りあります。
基本的には組み合わせて学習することで、より効率的に学ぶことができます。
インターネット
インターネットが広く普及しており、欲しい情報は全てインターネットから得ることができます。
GoogleやYahooで調べたいことを検索すると、非常に多くのサイトが表示されます。
例えば、「Google Analytics」について調べたいときにGoogleで検索してみると、約2,550,000,000件が検索結果として表示されます。
これだけあれば、わからないことがあったとしてもすぐに見つかるでしょう。
注意点として、全ての情報が正しいとは限らないことです。
中には間違った情報も紛れ込んでいます。
何が正しい情報なのか、多くの情報から判断していく必要があります。
書籍
インターネットが普及している今でも、学習ツールに書籍は非常に有効です。
成功している人の講義を文字で読んで吸収できるのが魅力ですね。
高くても一冊2,000円くらいなので、費用とは思わず自分への投資と考えましょう。
特に資格を取得しようと考えている方は、書籍で学ぶことをお勧めします。
スクール
スクールと言えばプログラミングスクールを思い浮かべる人も多いですが、Webマーケターのスクールもあります。
現役で活躍しているWebマーケターに直接教えてもらえるので、より実践的な知識・スキルを身につけることができます。
座学では知りえない、現場ならではの情報も持っているので、学習次第っでは即戦力レベルまでスキルアップが期待できるでしょう。
就職・転職
実際にWebマーケターとして就職や転職して働いてみるのも非常に効率の良い学習方法です。
特にWeb広告運用では、個人ではなかなか実務経験を積むことができないので、ある程度知識がついたら働いてみましょう。
IT業界は人手不足なので、未経験でも採用してくれる企業はたくさんあります。
研修で基礎から教えてもらい、実務をこなすことで早いスピードで成長することができます。
あると有利に働く資格
Webマーケターになるのに特別な資格はありません。
しかし資格を持っていると知識を持っている証明となり、転職や就職に有利になることも多いです。
特に未経験で就職や転職を考えている方は、やりたい仕事内容に合う資格取得を目指してみてください。
資格を取得するために学ぶことは、実際に働きだした後必ず役に立ちます。
また、働きだした後にキャリアアップしていく際にも資格は重要な役割を果たします。
どれだけの知識・スキルが身についているか公的に証明してくれるからです。
なので、どんどん出世していきたい人は余裕があれば資格を取得していくことにも力をいれてみてください。
今後更に需要が拡大
Webマーケターは今後更に需要が拡大していきます。
Web広告がテレビCMの規模を上回り、今後もっと差が開いていくでしょう。
インターネット上で広告を出す企業も増え、このままではWebマーケターが足りなくなります。
そのため未経験でも人材を確保して自社内で育てる企業が出てきています。
今のうちから行動してスキルを磨いておけば、希少価値の高い人材になることができより良い条件で求められるようになるでしょう。
今の時代は自分の市場価値をどれだけ上げられるかによって収入も地位も変わります。
是非高いレベルの知識・スキルを身につけていってください。
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