Webマーケターにおすすめの資格12選【実践向けの資格まとめ】

Web広告

こんにちは。

最近はインターネットに関する仕事が人気になってきていて、転職先をIT業界・Web業界に絞る人が増えています。

かく言う僕もWeb業界への転職を希望する一人ですが、、、

中途採用の場合、新卒と違って即戦力が求められることが多いです。

なので新卒で入社した会社で培ったスキルや経験を活かせる会社へ転職することがいち早く結果を残すことができます。

しかしそれではIT業界やWeb業界に全く関係のない仕事をしている人は挑戦できない、ということになってしまいますね。

それでも挑戦してみたい!という好奇心旺盛なやる気のある人は、おそらく何か資格を取りたいと考えるはずです。

今回はそんなIT業界・Web業界の一員となるためにおすすめの資格を紹介します。

一覧の中の資格から取っていけば、IT業界・Web業界の会社に入社しても活躍できるようになるでしょう。

未経験者でもWebマーケターになることは十分可能です。

この記事内で解説していますので、興味のある方は是非読んでみてください

前提として資格は必須ではない

冒頭で「資格から取っていけば、IT業界・Web業界の会社に入社しても活躍できるようになるでしょう」と書きましたが、資格が絶対条件というわけではないです。

資格を持っているから必ず入社できるなら、もっと資格を持っている人は多いですよね。

実は資格がなくても入社することは可能です。

全く実務経験のない未経験者が少し入社しやすくなるくらいのプラスアルファぐらいに思ってください。

資格は万能ではなく、最低限の知識を持っている証明です。

今資格がないからといって書類選考が全く通らないなんてことはないので安心してください。

僕もいくつかの企業に応募したりしていますが、持っている資格は「運転免許」ただ一つだけです。

ITやWebに関する資格は一つも持っていませんが、書類選考は全然通ります。

しかも既に2回転職しているという経歴もあります。

同年代と比べて転職回数が多い方であるにも関わらず面接までいくこと・転職することが十分可能であることが実体験で証明できています。

人気になっている業界ですが、人手不足な業界ですので、未経験者でも入社するチャンスがあります。

資格はあれば良いくらいですので、取っておいて損はありません。

入社した後に取得するように言われることもあるので、IT・Webに関する知識を今から蓄えておくと便利ですよ。

Webマーケティング全般

では、ここからは具体的におすすめの資格を紹介していきます。

まずはWebマーケティング全般に関する資格一覧です。

マーケティングとは何か、どんな法令があるのかなど、一般的に知っておきたい知識が勉強する過程で身につきます。

中には実務でも有効な資格もあるので、勉強したい知識を吸収できる資格を取ってください。

取得しておくと、副業をしたい時にも役立つことがあります。

マーケティング・ビジネス実務検定

国際実務マーケティング協会が主催の検定です。

基本的なマーケティングの概念から、消費者行動やマーケティング戦略、さらに実務レベルのマーケティング事例まで幅広く学習することができます。

難易度の高い順にA級・B級・C級があるので、まずはC級から取得していきましょう。

実務でマーケティングに携わるレベルであればB級の取得がおすすめです。

A急になると管理職レベルの知識が求められます。

マーケティング戦略およびマネジメントレベルが問われるので、実務経験がないと学習に戸惑うかもしれません。

C級とB級、B級とA級の組み合わせであれば同時に受験することができます。

ただしC級とA級では同時に受験することができないので注意してください。

受験料は、

  • C級:5,700円(税抜き)
  • B級:8,800円(税抜き)
  • A級:11,600円(税抜き)

同時受験の場合は、

  • C級とB級:12,500円(税抜き)
  • B級とA級:18,400円(税抜き)

と単体で受験していくよりも少し安くなっています。

難易度が低いC級であっても、基本的なマーケティングの知識を持っていると証明できる資格です。

また、B級やA級を取得していけば、リーダーや管理職へステップアップにも役立つでしょう。

年4回検定試験が行われており、回によってはWeb受験も可能です。

自宅のパソコンで受験することができるので、受験会場までわざわざ行く手間が省けます。

合格率は非公開のため具体的な数字はわかりませんが、50%~60%前後と言われています。

IMA検定

多くのマーケティング資格・検定がある中で、より実践向けの知識が学べる上、比較的難易度が高くない検定です。

IMA検定に申し込めば「受験資格」とは別に「eラーニング教材」や「PDF教材」がついてきて、これだけで合格できるレベルの教材になっています。

また、試験本番は教材を見ても良いですし、インターネット検索も使って良いので暗記が苦手な方でも取り組みやすいです。

要は問題を自分で解決できる能力が見られているわけですね。

ただ暗記が苦手だからと言って何も覚えないでいると当日調べるだけで試験が終わってしまうので、今後を考えるとよく出てくる語句なんかは覚えていると役立ちます。

試験内容はWeb広告に関するものが出題され、キーワードや広告文を考えたり、Google Analyticsの仮想の数字から分析するものが大半を占めています。

またIMA検定の特徴として、試験とは別に課題が出題されます。

これは当日に提出するのではなくいついつまでに提出すれば良いので、じっくり調べて提出すれば問題ありません。

現在は「スタンダードコース」と「プロフェッショナルコース」がありますが、まずはスタンダードコースの検定に合格しましょう。

受験料は

  • スタンダードコース:18,000円(税別)
  • プロフェッショナルコース:25,000円(税別)
  • 一括:40,000円(税別)

合格率は非公表のため具体的な数字はわかりませんが、他の試験に比べると易しいです。

しかし全くの無勉強だと落ちる可能性があるのでしっかり勉強してから試験に臨みましょう。

Web検定

Web検定とは以下の4つの検定に分かれており、それぞれの試験に合格するとその試験に対応した資格が得られます。

  • Webリテラシー → Webアソシエイト
  • Webデザイン → Webデザイナー
  • Webディレクション → Web ディレクター
  • Webプロデュース → Webプロデューサー

問題は易しめですが、出題範囲が公式テキストからほとんど出題されるので、必ず公式テキストで勉強してください。

合格率はWebプロデュース以外の3つは70%を超えてきますが、Webプロデュースだけ年によっては30%前後となることがあります。

本資格の有効期限は2年ですので、2年毎に継続試験を受験する必要があります。

受験料は全資格共通で10,800円(税込)となっています。

ネットマーケティング検定

インターネット上でのマーケティングについて、全般的な知識を試されるのがネットマーケティング検定です。

今までマーケティングについて触れてこなかった人、これからネットマーケティング関係の仕事をしたいと思っている人向けの検定になっています。

マーケティングの企画立案から効果測定までの全般の知識が問われるので、最低限知っておきたい知識をまとめて学習することができます。

個人で受験する場合は自宅のインターネットで受験することができるので、わざわざ会場に出向く手間はかかりません。

受験料は6,000円(税込)と安いですが、テキスト等は含まれておりません。

ネットマーケティング検定の合格率は85.9%と非常に高いので、難易度が低くマーケティングの登竜門とでもいうべき資格です。

マーケティング業界にチャレンジしたい方は、まずこの検定に合格するレベルの知識は持っておいて損はありません。

ITパスポート試験

数あるWeb系の資格の中で入門レベルの国家資格です。

大学生でも取得している人が多く、エンジニアやデザイナー、営業まで様々な職種の人が受験しています。

取得難易度が低いものの、国家資格であることには変わりありません。

この資格はIT分野の最低限の知識を証明してくれる資格となっています。

合格率は約50%と二人に一人合格する程度と言われています。

ただし、学生よりも社会人の方が合格率が高い傾向にあります。

実務レベルビジネス用語や経営に関する問題も出題されるため、学生に馴染みがないことが一因でしょう。

学生の人が受験する場合は、ビジネス分野を重点的に学習すると効率的です。

受験料は7,500円(税込)で、テキストや参考書を揃える場合はその分追加されます。

ビジネス著作権検定

その名の通り著作権に関する検定です。

著作権に関する問題は毎年増えており、特にインターネット上で度々問題が起こっています。

誰でも簡単に著作物を公開することができるので、知らないうちに自分の著作物の著作権が侵されていた、または自分が知らずに著作権を侵していた、なんてことも珍しくありません。

重要度が増していく著作権について、この検定に合格しておけば正しい知識や判断力が身についているとみなされます。

ビジネス著作権検定はBASIC・初級・上級に分かれています。

BASICは団体受験専用ですので、個人で申し込む際は初級から受験するようにしましょう。

合格率は全て平均で70%を超えてくるので、比較的難易度が低い検定です。

受験料は、

  • BASIC 4,100円(税込)
  • 初級 5,100円(税込)
  • 上級 8,000円(税込)

テキスト等は含まれておりません。

データ分析・解析関連

続いてはデータ分析や解析に関する資格・検定をご紹介します。

Webでの行動は全てデータ化することができ、集められたデータから顧客の動向を言語化することができるようになります。

ブログを例に出してみます。

Googleの検索結果に100回表示されたとき、5回クリックしてもらえたらクリック率は5%。

検索順位が5位の平均クリック率は2.98%と言われているので、しっかりと読者を獲得することができていることがわかります。

逆にクリック率が1%だった場合、表示されているもののクリックしてもらえていない、読者を獲得しきれていないということになります。

こういったデータが膨大に蓄積されていくので、都度データ分析を行うことが重要になります。

以下で挙げるものは、上記の例のようなデータを適切に扱えることの証明となる資格・検定です。

ウェブ解析士

ECサイトやホームページ、ブログなどの目的は、サイト訪問者を増やし売上をあげることです。

最近はネット通販で買い物を済ませる人も増え、実店舗よりECサイトの方が利用する人が多くなっています。

食事ですら店舗に行かずウーバーイーツなどを利用して配達してもらう人も多いです。

各サイトではより売上を伸ばすためにサイトに訪問した人のデータを取り、分析していくことで改善点が見つかります。

そのデータを正しく読み取り改善し、アクセス数を上げるレベルの知識が身につけられるのが「ウェブ解析士」の資格になります。

レベルによって難易度の低い順に、(初級)ウェブ解析士、上級ウェブ解析士、ウェブ解析士マスターがあるので、まずは初級から取得していくことをお勧めします。

テキストは公式が出しているものを絶対に購入してください。

本試験で出題される問題は、公式テキストからほとんど出題されるためです。

公式テキストの値段は\4,400円(税込)となっています。

初めて受験する人は\17,600円(税込)、再受験は\12,100円(税込)です。

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)は、その名の通りGoogleアナリティクスの資格です。

データ分析にはGoogleアナリティクスは最重要と言ってもいいくらい必要不可欠なツールです。

勉強していく中でGoogleアナリティクスを運用する一定以上のスキルが身につくので、取得することは全くデメリットになりません。

むしろ絶対に取っておきたいと言えるほどです。

Google Partnersであれば受験料・試験対策用資料が全て無料になります。

講座・受験は自宅で完結するので、時間があるときに少しずつ学習し受験してみてください。

統計検定

統計検定とは、集めたデータを統計しビジネスに落とし込むことができる知識・スキルを持っているかを証明する検定です。

近年はビッグデータや統計学が話題となり人気が出ています。

データ分析に統計学を用いることが少なくないことが要因でしょう。

ビジネスにおいて統計学は切っても切れない関係があるので、この検定を持っておくとビジネスでも非常に有効な検定です。

難易度は5段階に分かれており、4級、3級、2級、準1級、1級となっています。

2級、準1級、1級では実務で役立つ場面が多いので、出来れば受験・取得しておきたいですね。

こちらのサイトで統計学について幅広く学べるので、勉強の合間に見てみてください。

受験料は、全て税込みで

  • 4級:5,000円
  • 3級:6,000円
  • 2級:7,000円
  • 準1級:8,000円
  • 1級:10,000円

となっています。

Webアナリスト検定

Webマーケティング全般、特にGoogle Analyticsの知識を学べるのがWebアナリスト検定です。

Webマーケティング業界で働く上で求められる知識が多いので、まずはこの検定を受験しておくことを強くおすすめします。

難易度も高くなく、未経験者でもテキストを十分やりこめば一発合格することも難しくありません。

平均合格率は80%と他の資格・検定に比べて非常に高いことからわかりますね。

受験料は、試験のみの場合16,000円(税別)です。

テキスト込だと20,000円(税別)で、それに講座もつけたセットだと24,000円(税別)になります。

Webアナリスト検定に合格し、さらにステップアップしたいという意欲の高い方は、前述のGoogleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)にもチャレンジしてみてください。

個人でも発信する人がかなり多くなり、Google Analyticsを利用する人が増えてきているからです。

利用する機会が必ず増えてくるので、是非両方学んでおきたいところです。

Web広告関連

近年の広告業界は、Web広告が主流になりつつあります。

Web広告費はテレビCMの広告費を超えるようになっており、それに伴いWeb広告に精通する人材も増えています。

今後広告業界で働こうと思っている方は、Web広告に詳しくなる必要があります。

特に下記のGoogle、YahooはWeb広告の中でも比重が大きいので、合格しておくことによって仕事の幅が広がるでしょう。

Google AdWords認定資格

Googleが公式で出している認定資格です。

受験料は無料ですので、何度でも挑戦することができます。

Academy for Adsに登録すると、受験資格が得られ、更に学習ガイドも見ることができるので、まずは登録しましょう。

試験後すぐに結果が見られ、どこを間違えたのか振り返ることができるので、復習もすぐに行うことができますよ。

合格してから1年間有効ですので、再受験することを忘れないようにしてください。

Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定試験

Yahoo!プロモーション広告が提供する広告運用の知識や管理ツールの機能・活用方法についての試験です。

先程のGoogle AdWords認定資格よりも難易度が高いと言われており、受験は有料なため受験前にしっかりと理解しておくことが必要です。

基礎知識を試される「ベーシックコース」と、より具体的で応用力が試される「アドバンストコース」の2種類あります。

まずはベーシックコースに合格してからアドバンストコースを受験してください。

公式ラーニングポータルから練習問題や基礎知識を学べるので、まずはここから学習を始めましょう。

受験料は7,179円となっています。

資格はきっかけに過ぎない

今回はWeb・IT業界に挑戦したい人向けにおすすめの資格・試験をご紹介しました。

各資格は業務にも役立つので、是非積極的に取得していきましょう。

とは言っても、あくまで資格はきっかけに過ぎません。

資格を持っているから仕事がある・採用してもらうことが確定するわけではありません。

個人のスキルと同様にコミュニケーション能力や学ぼうとする姿勢も重要です。

また、未経験者でも採用してくれる会社もたくさんあります。

Web・ITの会社に入社して、自分の仕事に関係する資格から取得を目指してみても良いですね。

今後この業界はもっともっと成長していくので、皆さんも僕と同じく挑戦してみましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました